ソウル・ジャズ・フェスティバル、オリンピック公園の三日間
60組のラインナップ——どの舞台を選ぶか、先に決めておきましょう。

春が終わりかける頃、オリンピック公園を三日間まるごと時間が流れていきます。ソウル・ジャズ・フェスティバル 2026です。名前にはジャズとついていますが、この舞台がジャズだけを流していた時代は、もうずいぶん前に過ぎました。ジャズを根っこに置きながら、ポップ、ロック、R&B、インディーまで抱き込む——それが、このフェスティバルが長く守ってきた性格なんです。五月のオリンピック公園は昼が長くなり、夕方の風はまだ涼しくて、屋外で一日を過ごすには条件がそろっています。芝生に座って、遠くから流れてくる音をなんとなく聞いていて、気になる舞台へそっと歩いていく。このフェスティバルは、そんなふうに遊ぶ場所です。

ジャズという名前の、その先の三日間
ラインナップを見ると、ジャンルがひとつに混ざり合っています。ジャズピアノの巨匠ハービー・ハンコックが名を連ね、アイスランドから来た Of Monsters and Men、SEVENTEENのDKとSEUNGKWAN、Epik High、チャン・ボムジュンとHYUKOH、ペク・イェリンまで、手ざわりの違う名前が同じラインナップに並びます。舞台に立つのは60組。ジャズを聴きに来た人、バンドサウンドが好きな人、K-popを追ってきた人が、それぞれ違う理由で同じ公園を満たすわけです。ひとつのジャンルにおさまらないこの幅の広さが、三日間をせっせと歩き回る理由になります。ある舞台ではピアノの一音に息をひそめ、隣の舞台では喉が枯れるまで一緒に歌う。温度の違う瞬間が、ひとつの夕方の中でつながっていくのが面白いんです。
予習チェックリストです。
- 日程:2026年5月22日〜24日(三日間)
- 場所:オリンピック公園
- ラインナップ:ハービー・ハンコック、Of Monsters and Men、SEVENTEEN DK×SEUNGKWAN、Epik High、チャン・ボムジュンとHYUKOH、ペク・イェリンなど60組
- チケット:3日通し券 470,000ウォン / 1日券 189,000ウォン、Melon Ticketで予約
- ヒント:60組がいくつもの舞台に分かれて立つので、時間帯が重なるアーティストを先にチェックしておきましょう
舞台が重なったら、自分だけの動線を
60組がいくつもの舞台に散らばって立つので、見たい二組の時間が重なる瞬間は、必ずやってきます。だからこのフェスティバルは、「全部見る」よりも「自分の順番を組む」に近いんです。タイムテーブルが出たら、逃したくない舞台からしるしをつけて、重なるマスは、舞台どうしの距離や歩く時間まで計算して、先にひとつ選んでおきましょう。そうすると、一日がぐっとゆったりします。ある舞台は少し早めに行って場所を取れば近くで見られますし、ある舞台は遠くの芝生に座って、音だけ聞いていても十分です。舞台から舞台へ移っていくその歩みも、過ぎてみればその日の一コマとして残るものです。だから、全部を完璧にそろえようと気を張らずに、いくつかのマスは足の向くままに空けておくのも、ひとつの手です。

カバンはもう先に詰めました。広い公園を長く歩くことになるので、履き慣れた靴とレジャーシートが一枚あれば、一日がずいぶん楽になります。五月の日差しはなかなか強くて、日が沈むと風が涼しくなるので、薄い上着と水、日よけの帽子まで持っていけば、三日間も安心です。春と夏のあいだ、三日分の音が待つオリンピック公園で、お会いしましょう。
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