怪物が出てきても、そばにいるから — ILLIT「I Got Your Back」
日本2枚目のシングル。制服とロックサウンド、そしてそばにいてくれる友だちの話です。

3行まとめ
- ILLITが7月26日、日本2枚目のシングル「I Got Your Back」を出しました。
- 重たいベースとダイナミックなドラムが引っぱるロックサウンドです。
- そばにいてくれる友だちへの気持ちを込めています。フィジカルは7月29日。

制服を着て、ロックで
「I Got Your Back」はILLITの日本2枚目のシングルです。デジタル音源は7月26日に全曲公開され、フィジカルはその3日後の7月29日に出ます。
曲を流すと、まずロックサウンドが耳をつかみます。ダイナミックなドラムと重たいベースがグルーヴを持ち上げ、その上に癖になるメロディーと澄んだボーカルが乗ります。ILLITらしい軽やかで弾む手ざわりは残っているのに、下で支える力は明らかに強くなりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース | デジタル7月26日 · フィジカル7月29日 |
| 作詞 | Yuika |
| 作曲 | Kanata Okajima |
| フィーチャリング | JISOO、MOMOKA(HANA) |
作詞は日本のシンガーソングライターYuika、作曲はKanata Okajimaが手がけました。日本語圏に向けて、現地の作家陣と一緒に作った曲だということです。翻訳して送り出す代わりに、その言語で書く人たちと一緒に作る方法は、最近K-POPが日本で場所を広げていくよくある道すじでもあります。
手が怪物になる瞬間
ミュージックビデオが面白いんです。ユナ・ミンジュ・モカ・ウォンヒ・イロハが制服姿で登場して、明るく朗らかな空気をつくります。そこへ教室で誰かの手が突然怪物に変わって、空気が一瞬でひっくり返ります。
明るい画面に異質なものがひとつ紛れ込むときに生まれる緊張があります。この曲はその緊張を怖がらせるために使わず、次の場面へ切り替えるスイッチのように使います。今回のミュージックビデオには、グループHANAのJISOOとMOMOKAも一緒に出ています。別のチームのメンバーが画面に入ってくると、物語がひとつのグループの世界の中だけに留まらなくなるのですが、この曲のテーマを思えばその選択はなかなかよく合っています。
「わたしが後ろにいる」という言葉
タイトルをそのまま訳せば「あなたの背中は見ておくから」。曲が込めた気持ちも、まさにそこにあります。不安と重圧が押し寄せる時間に、そばにいてくれる友だちへの愛おしさ。そして「ひとりじゃないよ」という淡々とした慰め。
教室で手が怪物になる場面とこのメッセージを並べると、読めてくるものがあります。怖いことはどうせ起きる、大事なのはそのとき隣に誰がいるか、ということ。
発見ノート
イヤホンよりスピーカーをおすすめします。ベースが床を押す感覚が、この曲の半分ですから。日本語の歌詞が慣れないなら、一度は音としてだけ聴いてみてください。意味が分からなくても、「大丈夫」と言っている曲だということは伝わります。
とにかく一度、聴いてみて。
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NONOL 編集部
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