わたしを見つけてと、わたしに — HAINA MAIKA PUANA「Find Me」
同じセッションの3曲目。今度は自分に向けた言葉です。

3行まとめ
- HAINA MAIKA PUANAの「Find Me」がNONOL LIVEに届きました。
- 自分をいたわろうという話を、フォークの音で差し出す曲です。
- 「Coconut juice」「Soliloquy2」と同じセッションから出た3曲目です。

同じ席から取り出した3つ目の手ざわり
このチームがNONOL LIVEに座って歌った曲が、これで3曲目です。昼の曲があって、夜の曲があって、今日は自分に向けた曲です。
| Coconut juice | Soliloquy2 | Find Me | |
|---|---|---|---|
| 向かう先 | 外 | 内側 | 自分自身 |
| 温度 | 明るくさっぱり | 低く静か | あたたかく、しっかり |
| 残るもの | 夏の気分 | 言えなかった言葉 | 大丈夫、という言葉 |
同じ人が数日のあいだにこんなに違う3曲を歌えるということが、このセッションの残したいちばん良い記録のように思います。
わたしを見つけてと、誰に
タイトルだけ見ると、誰かに頼んでいる言葉のようです。わたしを見つけて、と。でも曲を聴き終えると、その頼みごとの宛先が外側にはないことが感じられます。
忙しくしていると、自分が何を好きだったのか忘れてしまう時期があります。やりたくないことを長く続けていると、もともとどんな人間だったのかもぼやけていきます。そういうときに必要なのは、誰かが自分を見つけてくれることではなく、自分が自分をもう一度見つけにいくことです。この曲はその話を、大きな声で叫ばずに静かに置いておきます。
フォークが慰める方法
アコースティックギターと歌声、そして余白。このチームが使い続ける材料は3曲を通して同じです。変わるのは、その材料をどこに使うかです。
今回の曲でギターは前に出ません。歌声が歩く速さに合わせて、隣を一緒に歩くほうに近いです。慰める歌がよく落ちる落とし穴があります。大きく慰めすぎると、聴く人のほうがかえって小さくなってしまうということ。この曲はその落とし穴を避けます。大丈夫だと言ってあげる代わりに、大丈夫になるまで隣に座っているほうを選ぶからです。
伴奏が下がると、声に含まれた小さなものが聴こえはじめます。息を吸う場所、ひとつの音を長く伸ばしてそっと放す場所。うまく歌おうと努めた跡ではなく、その瞬間に実際そう歌ったという跡です。
遊び場で聴くということ
NONOL LIVEには編集がほとんどありません。だから声が少し揺れる場所も、息をととのえる場所もそのまま残ります。自分をいたわる話をする曲には、その揺れがむしろ似合います。完璧に整えた声で「自分を大切に」と言われると、なぜか説得が足りない気がしますから。
今日一日がとりわけ長かったなら、この曲をかけて、何もしない時間を5分だけつくってみてください。その5分が、この曲の言おうとしていることの全部かもしれません。
今日も、遊び場に歌が届きました。
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参照した記事
- 1.[노래하는 놀이터 : 노놀 NONOL (YouTube)] [노놀 라이브] 다시한번말하자면 (HAINA MAIKA PUANA) - 나를 찾아줘 ↗

NONOL 編集部
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