数字だけが残ったタイトル — GuGu「0119」
4桁の数字が曲名です。何の意味かは、歌う人だけが知っています。

3行まとめ
- NONOL LIVEにGuGuの「0119」があります。
- タイトルは4桁の数字です。意味は説明されません。
- 同じ映像に「ALL I MESS」が一緒に収められています。

タイトルが数字のとき
タイトルは「0119」です。単語でも文でもなく、数字4桁。
| タイプ | 例 | 聴く人がすること |
|---|---|---|
| 単語のタイトル | ALL I MESS | 状態をすぐ察する |
| 文のタイトル | Sometimes it's Okay | 意味が先に届く |
| 数字のタイトル | 0119 | 自分で埋める |
前のふたつはタイトルがすでに話をしていました。この曲はそうしません。数字だけが置かれているので、聴く側が何かを埋めることになります。
日付かもしれないし、時刻かもしれないし、意味のない並びかもしれない。確かめる方法がないことが、このタイトルの性格です。
説明しないほうを選ぶこと
曲にタイトルをつけるとき、たいていは案内をすることになります。これは悲しい曲だ、これは楽しい曲だ、と。
数字をつけると、その案内が消えます。曲が始まる前に何の情報も渡さないわけです。すると最初の数小節がずっと重要になります。タイトルがしていた仕事を、音がやらなければならないので。
これは自信のあるほうの選択でもあります。タイトルで引き止めなくても曲が自分で説明する、ということですから。
同じ映像のなかの2曲
この映像には「0119」と「ALL I MESS」が一緒に入っています。遊び場で続けて歌われた2曲です。
「ALL I MESS」は先に紹介しました。状態をそのままタイトルに呼ぶ曲でしたね。その曲とこの曲が並んでいるのがおもしろい。ひとつは全部言い、ひとつは何も言わない。
続けて聴いていると、2曲が互いを説明してくれます。話す曲の隣に話さない曲があると、話さないほうが大きく聞こえるからです。
一つのセッションを丸ごと収めた映像なので、曲と曲のあいだも残っています。編集で切り落とされるとその区間は消えます。次の曲を準備する数秒、息を整える音のようなもの。その「あいだ」が2曲をひとまとまりにします。
今日はこんなふうに
この曲はタイトルを検索せずに聴いてみることをおすすめします。何の意味か知ってしまうと、その意味でしか聞こえなくなるので。
知らないまま聴く時間があってはじめて、曲が自分の居場所を見つけます。何日か聴いて、それでも気になったらそのとき調べてください。順番を変えると第一印象が変わります。
数字のタイトルが珍しいのはそのためでもあります。検索にかからず、レコメンドにも拾われにくく、口に出すのも据わりが悪い。その不便を引き受けてつけたタイトルなら、つけた側に理由があると見るのが自然です。
4桁の数字が何であれ、それはつくった人のものです。私たちは私たちなりに、その場所に何かを置けばいい。それぞれ違うものを置いても、曲は気にしません。
今日も、遊び場に歌が届きました。
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参照した記事
- 1.[노놀 NONOL] [노놀 라이브] 구구 (GuGu) - 0119, 엉망진창 ↗

NONOL 編集部
NONOLマガジン編集部。いい曲を先に聴いて、手渡します。
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