局面という単語をアルバムのタイトルにすることについて
MONSTA Xの『The Phase』が今日出ました。先月ムードサンプラーで先に紹介したアルバムです。

先月このアルバムのムードサンプラーを紹介しながら、金属音と魔法がどう出会うのか、局面という単語が何を指すのかを問いました。
今日アルバムが出たので、その問いに答える番です。

確認できたこと
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| グループ | MONSTA X(5人で活動) |
| アルバム | ミニアルバム『The Phase』(6曲) |
| 発売 | 9月4日 13時 |
| タイトル曲 | 「MAGIC」 |
| 初舞台 | 9月4日 KBS2「ミュージックバンク」 |
| 国内直前のアルバム | 2025年9月『THE X』 |
局面という言葉
「Phase」は局面です。全体の中のひとつの段階を指す言葉です。
この単語は前後を前提にします。以前の局面があり、次の局面が来るという意味だからです。いまのこのアルバムがすべてではなく、ある段階だという宣言です。
事務所はこのアルバムを、MONSTA Xの現在をもっとも鮮明に映すと同時に、これから続く新しいチャプターを開くアルバムだと説明しました。現在と次をひとつの単語に入れたタイトルです。
五人の局面
今回の活動は五人です。末っ子のI.Mは2月に入隊し服務中です。
一人が空いた状態で出すアルバムに「局面」というタイトルをつけました。この構成が永続的ではないことを、タイトルが先に言っているわけです。
いまは五人だが、これはひとつの段階だということ。タイトルがメンバー構成の解釈まで含んでいます。
金属音から魔法へ
ムードサンプラーで先に聞こえた金属音は、タイトル曲「MAGIC」ではリズミカルなギターサウンドと強いビートに整理されました。互いに強く引かれる瞬間を魔法にたとえた曲です。
曲はジュホンの短いラップで始まり、メロディが積み重なってサビでキヒョンの高音へつながります。キヒョンがカムバックライブで自ら説明した構造です。ジュホンは作詞にも参加しました。
金属音は物性で、魔法は物性のないものです。ムードサンプラーが物性で始まり、アルバムが魔法で終わる配列です。
アメリカと韓国のあいだ
国内新譜の基準では、直前のアルバムは昨年9月の『THE X』です。そのあいだにアメリカのレーベル名義でシングル二枚とフルアルバム『Unfold』を出しました。
一年間アメリカで活動して国内に戻った順番です。『Phase』というタイトルはその移動にもかかります。アメリカがひとつの局面で、いまが次の局面だという読みも可能だからです。
今夜はこんなふうに
まず「MAGIC」を聴いてみてください。ラップで始まって高音へ行く構造が最初の確認点です。
次に先月のムードサンプラーをもう一度聴いてみてください。金属音がどこへ行ったかを探すわけです。
最後に五人の声を数えてみてください。局面というタイトルが何を言っているのかが、そこで聞こえます。
ひとつの段階と名づけたアルバムは、次があると言うアルバムです。『The Phase』。
シェア
参照した記事
- 1.[문화일보] 몬스타엑스, 미니앨범 'The Phase' 발매 ↗

NONOL 編集部
NONOLマガジン編集部。いい曲を先に聴いて、手渡します。
続けて読む
チャートの歌は夜に生きる――100曲の歌詞に「夜」87回、「夕方」は0回
Bugs週間チャート100曲の歌詞で一日の時間帯を数えてみると、夜が37曲に87回、朝は10回、明け方は4回でした。夕方は一度もありませんでした。
NONOL 編集部·
歌が止まる23秒に、赤いりんごをもぐ――ナム・ウヒョン「DEVIL」
音源ではすぐに続く最後のサビの前に、ミュージックビデオは23秒を差し込みました。そのあいだに、モノクロの画面でひとつだけ赤かったりんごを木からもぎ取り、0.5秒の静寂のあと、歌詞の変わった最後のサビがはじけます。
NONOL 編集部·
10月23日の新曲の前にBABYMONSTER入門――打席の「BATTER UP」から氷のグラスの中の「SUGAR HONEY ICE TEA」まで
10月23日午後1時の新曲を前に、6曲を選びました。アルバム紹介に繰り返し出てくる「自信」を、打席、感嘆詞、あふれる魅力、ダンスの場、甘いお茶一杯へと言い換えてきた道をたどります。
NONOL 編集部·
