1分36.6秒で−44dBまで下がり、0.5秒で戻ってきます
MONSTA Xの『The Phase』が今月初めに出ました。I.Mが抜けた最初のアルバムです。


MONSTA Xの『The Phase』が今月4日に出ました。六曲で16分52秒。
まず言い方を正確に
「約1年ぶりのカムバック」という言い方を見かけますが、そのまま書くと間違いです。
韓国語EPとしては2025年9月1日の『The X』から1年と3日が正しい。ただしその間が空いていたわけではありません——シングル「baby blue」(2025年11月14日)、「growing pains」(2026年2月6日)、そして**英語の正規10th『Unfold』(2026年4月3日、10曲)**が出ています。
なので真である言い方は「韓国語EPとしては約1年ぶり」だけ。「1年ぶりの新譜」に広げると偽になります。
メンバー表記も同じです。I.Mは2026年2月9日に入隊し、公式メンバーは依然としてキヒョン・ジュホン・ヒョンウォン・ミンヒョク・ショヌ・I.Mの6人。今回の活動が5人なだけで、グループが5人組になったわけではありません。
ヒョンウォンが自分のグループの曲をリミックスしました
3日後の9月7日にデラックス盤が出ました。七曲、19分23秒。
追加された一曲が**「MAGIC (H.ONE Remix)」**(2分31秒)です。H.ONEはメンバー、ヒョンウォンのDJ名義。Justin Ohと共同で手がけました。メンバーが自分のグループのタイトル曲を自らリミックスしたわけです。
10秒間、超低域の塊だけが引っぱります
タイトル曲「MAGIC」のMV音声を0.25秒単位で測りました。
0分00秒から09.5秒まで、メロディもリズムもありません。 レベルは−36.7~−26.1dBにとどまり、エネルギーの53~90%が20~150Hzに集まっています。500~3000Hzは最大21%、6000~11000Hzは1.3%を超えない。超低域の塊が10秒を引っぱる。
曲が始まるのは0分17.95秒。0分17.90秒に−23.7dBだった信号が0分17.95秒で−9.7dBに跳ねます。50ミリ秒で14dB。 直後の0分18秒の窓で低域比率が86.7%に貼りつきます。
続く本編(0分33秒2分51.5秒)は中央値−7.9dB、10~90パーセンタイルが−13.9−5.9dB。その区間の80%が8dBの幅に閉じ込められています。
壁を四度突き破ります
この平らな本編に穴が四つあります。
1分01秒~02秒で−16.4dBまで下がり、20~150Hzが87%から0.1%へ蒸発して中域が62%に上がる。1分18秒で同じことが繰り返され、今度は6000~11000Hzが11%まで開きます。2分06秒にも−19.8dBの浅い穴。
そして1分36秒が最も極端です。
1分36.60秒~36.85秒のレベルが**−44.0dB**で、その区間の絶対ピークすら−24.6dB。事実上の無音です。ところが直前の1分36.00秒の窓では、6000~11000Hzが24%と曲全体の最高値なのに低域は0.0%。 床を抜いてノイズスイープだけ残し、あとは全部切る手口です。
そして1分37.35秒~37.60秒に−5.9dBで戻ってくる。0.5秒で38.1dB。
曲全体が8dBに押さえ込まれたマスターだから、この38.1dBがひときわ大きく聞こえる。平らにしてある理由がここにあります。
終わりと、MVとの31秒差
2分51.95秒の最後の打撃(−7.2dB)のあと0.25秒で−18dB、2分52.20秒に−29.8dBへ崩れます。2分53秒~56秒は残響、2分56.5秒から終わりまでは平均−32.7dBで事実上の空気の音です。
MVは3分08秒ですが、曲「MAGIC」は2分37秒。前の10秒の超低域イントロと、後ろの11秒の沈黙の尾が差の大部分です。音源だけを聴いた人には、この二つは存在しません。
音量を固定して聴いてください
サンプルピークが+2.63dBですでにフルスケールを超える、過圧縮のマスターです。自動音量調整が入った環境では1分36秒の−44dB区間が無理に持ち上げられ、38.1dBの差が縮まります。
できれば音量正規化を切って、音量を一度合わせてから1分30秒~1分40秒の10秒だけ聴いてみてください。このアルバムで最も手のかかった10秒がそこです。
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参照した記事
- 1.[STARSHIP] MONSTA X 몬스타엑스 'MAGIC' MV ↗

NONOL 編集部
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