Stray Kids「RUN IT」、止まらない疾走
ワールドツアーの知らせと一緒に公開された先行シングルです。

3行まとめ
- Stray Kidsが6月24日午後1時に、先行シングル「RUN IT」を出しました。
- グループ内のプロデュースユニット3RACHAが自ら手がけた曲で、最初から最後まで走り続けます。
- ワールドツアーの知らせと一緒にやって来て、ミュージックビデオは倉庫と砂漠を行ったり来たりします。

ブレーキなしで押し進む一曲
最初の小節から走ります。Stray Kidsが6月24日午後1時に、先行シングル「RUN IT」を出しました。でもこの曲、ひとりでは来ませんでした。ワールドツアーの知らせを連れてきたんです。だから部屋で聴いているあいだ、何度もステージが重なって見えます。「ここ、ライブなら大合唱になりそう」と思いながら。
曲を作ったのは、グループ内のプロデュースユニット3RACHAです。自分たちで組んだ音を、自分たちの声で吐き出すチームですね。だからか、最初のヴァースからブレーキがありません。でも、ただ速いだけではないんです。畳みかけたあと、フックでちょうど一度だけ息をゆるめて、また踏み込みます。この押して引くタイミングが賢くて、曲が終わるとつい最初に手が伸びてしまいます。
こういう曲は、イヤホンの中では終わりません。ステージで完成します。だからこそ、「RUN IT」がワールドツアーの知らせと並んでやって来たのがうれしいんです。いまひとりで聴いているこのスピードが、大きなステージでは何倍にもふくらむ——そんな予告編のように聞こえるからです。先行シングルという立ち位置からして、「まず先にエンジンをかけておいて」という合図のようです。

倉庫と砂漠、目でも読める疾走
ミュージックビデオはSam Son監督が手がけました。画面が暗い倉庫と陽に焼けて色あせた砂漠を行き来していて、閉じた空間と開けた空間を並べているから、「疾走」が目でも読み取れます。耳で走っていた曲を、目でも走らせているんです。
とにかく一度、聴いてみて。朝、目は覚めたのに体がついてこない日ってありますよね。そんな日、この曲のイントロが代わりにエンジンをかけてくれます。コーヒー一杯よりも速いです。元気を出せと急かすのではなく、隣で一緒に走ってくれるほうに近いです。

発見ノート
締め切り目前の日、不思議と最後の30分がいちばん進まないものですよね。そんなときは音量を上げて流してみてください。手が速くなります。自分に「もう少しだけ」と言ってあげたくなる瞬間ごとに、そばに置いておくといい曲です。
どうせなら二回聴いてください。まずは音だけに身をまかせて一回。それから、倉庫と砂漠を行き来するミュージックビデオを目で追いながら一回。同じ曲なのに、二回目のほうがずっと大きく、ずっと速く聞こえます。
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NONOL 編集部
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