BABYMONSTER「I LIKE IT」、夏がまるごと入ってきました
ミニアルバム「CHOOM(춤)」の、涼やかな収録曲です。

夏がまるごと入ってきました。BABYMONSTERが7月6日、「I LIKE IT」のミュージックビデオを公開しました。5月4日に出たミニアルバム「CHOOM(춤)」の収録曲です。タイトル曲の陰に隠れて、つい通り過ぎてしまいそうなのですが、それではもったいなくて、今日はこの曲をわざわざ選んで連れてきました。アルバムを最初から最後まで聴いていると、タイトル曲ではないトラックで、ふっと耳が開く瞬間があるじゃないですか。わたしにとっては、この曲がそうでした。最初の再生でサビを一度聴いて、すぐに巻き戻したんです。

ミュージックビデオから、もう涼しい
画面がついた瞬間、温度が下がります。青い海の上を航海していたかと思うと、陽射しの下でデニムを着て踊る場面へと移ります。水の色から、デニムの青へ。海風から、真昼の陽射しへ。色が変わる速さが、曲のテンポとだいたい寄り添っています。B-sideだからと適当に撮った気配は、まったくありません。むしろ、こういう曲にここまで手をかけた映像をつけてくれたのが嬉しかったです。海、デニム、陽射し。夏といえば自動的についてくるものを正直に並べただけなのに、野暮ったいどころか、涼しいんです。派手などんでん返しも、隠された伏線もありません。それでも、いい夏の映像になっていました。

楽しさ、ひとつに絞りました
曲はアップテンポです。リズムの上に、メンバーのボーカルがぽんぽんと跳ね上がります。サビの「I like it」のひと言が、ずっと頭を巡ります。一度聴くと、その日一日じゅう口の中で転がっているたぐいのものです。最近の曲は、つい何かを足そうとするじゃないですか。この曲は反対に、力を抜きます。複雑な仕掛けも、難しい展開もなく、「楽しい」という感情ひとつに集中します。だから歌詞を覚えきっていない人も、初めて聴く人も、サビでは自然と一緒に口ずさんでしまいます。夏の曲の正解は何かと訊かれたら、わたしはこう答えたいです。聴いた瞬間に体が少し揺れて、聴き終えると気分がひと回り軽くなる曲だ、と。
とにかく一度、聴いてみて。エアコンの下でおとなしく聴くには、もったいない曲です。窓を大きく開けて、外の空気と陽射しが一緒に入ってくる状態で聴いてみてください。そうすると、画面の中の海と、いまのわたしの部屋が、少しのあいだつながる気がするんです。暑さが憎らしくなりかけた日にも、この曲を流せば、その暑さまで少しのあいだは嬉しくなります。

発見ノート
週末の午後、アイスアメリカーノの氷が半分ほど溶けたころに流してみてください。コーヒーが少し薄まって、涼しさだけが残るその温度が、この曲の質感と不思議なほどよく合います。音量は少し大きめに、リピート再生でかけておいてください。真夏の午後をまるごとBGMにしたい日、これといった予定はなくても、なんだか気分を良くしたい日に、特によく似合います。たった一曲で季節を変えてくれる歌。今日の発見は、これに決めました。
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参照した記事
- 1.[The Korea Herald] Babymonster to release 'I Like It' music video ↗

NONOL 編集部
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