謝るタイトルをAIボーカルが歌います
WAVE CALLの「ごめん」が三日前に出ました。声はAIが出しています。

3行まとめ
- WAVE CALLのシングル「미안(ごめん)」が8月19日に出ました。
- WAVE CALLはAIボーカル技術を用いて曲を作るプロデューサーです。
- 前作シングルはカカオミュージックのリアルタイムチャート1位に入りました。

三日前に届いたもの
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アーティスト | WAVE CALL(웨이브 콜) |
| 曲 | 「미안(SORRY)」 |
| リリース | 8月19日 |
| 特徴 | AIボーカル技術を使用 |
| 前作成績 | 前シングルがカカオミュージック リアルタイム1位 |
プロデューサーが名前のチーム
WAVE CALLはグループ名のように見えますが、プロデューサーです。作詞・作曲・編曲を自ら手がけます。
この人は実在のアーティストだけでなく、AI歌手やバーチャルアーティストとも協業してきました。人かAIかを問わずに声を調達してきたわけです。
プロデューサー名が前に来る構造は、もともとダンスミュージックの慣習です。歌う人が毎回変わるので、固定された名前は作る側に残る。ボーカルがAIなら、この構造はいっそう自然になります。
謝罪をAIがすると
「미안」は謝罪です。謝罪は過ちを犯した側がしてこそ成立する言葉です。
だからこの組み合わせには考えることがあります。AIボーカルは過ちを犯しておらず、曲を書いた人は歌っていません。謝る声と、謝る理由を持つ人が分かれています。
ただ、これはAIだけの問題ではありません。歌手が他人の曲を歌うときにも同じ分離は起きます。作詞家が書いた後悔を歌手が代わりに歌うのは古い話です。変わったのは、代わりに歌う側が人ではないという点だけです。
チャートに入ったという事実
前作シングルはカカオミュージックのリアルタイムチャート1位に入りました。リアルタイムチャートは特定時点の順位なので長く残る記録ではありませんが、その時間帯に人が押したという意味ではあります。
聴いた側がAIボーカルだと知って押したのか知らずに押したのかは、チャートには出ません。その区別が重要かどうかも、まだ整理されていない問題です。
ディスカバリー・ノート
まず情報なしで聴いてみてください。声がAIだと知らない状態でどこまで聞こえるかが第一の確認点です。
次に知ったうえで聴き直してみてください。さっき自然だった部分が今も自然か、それとも違って聞こえるかを見てください。
最後にタイトルを考えてみてください。謝罪は受け取る人がいてこそ成立します。この曲で謝罪を受け取る側は誰なのかが、残る問いです。
とにかく一度、聴いてみて。
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